ネコはミカンを片手に夜明けを待つ

日々の中で出会った映画・本・お店、演劇や物などを総合的に紹介する雑記ブログです。

エッセイ

完璧になれない私たちが「優しさ」を必要とする理由|エヴァンゲリオン展を経て考えたこと

「優しい人は損をする」と感じて疲れていませんか?福岡で開催された『ALL OF EVANGELION』を機に、エヴァが描く「人間の業」と、現代人が抱える生きづらさについて考察しました。私たちが相手を、そして自分を許すために必要な「優しさ」の真意を綴ります。

黒死牟とイーヴィルティガに共通する「嫉妬」の正体|努力が人生を狂わせる瞬間とは

『鬼滅の刃』の黒死牟と『ウルトラマンティガ』のイーヴィルティガを比較し、嫉妬が人生を狂わせる理由を解説。努力家ほど陥る落とし穴と、嫉妬を乗り越えるための考え方を考察します。

ゲームがくれたものと、後から気づいた価値の話

ゲームが否定されがちだった時代を振り返りつつ、現代のゲーム業界の変化と「純粋な楽しさ」の価値を再考。比較に疲れた時代におけるゲームの意味を考える。

書くことの意味――人は世界のすべてを体験できない

人は世界のすべてを体験することはできない。イベント、店、旅、出来事。誰かの体験を文章にすることにはどんな意味があるのか。書くことの価値について考えたエッセイ。

推し活にお金をかけすぎていませんか? 限界の先に見えた真実

SNSで“グッズの多さ=愛の深さ”と見えてしまう時代。 でも、本当の愛は数では測れない。 経済的な事情、環境、価値観――それぞれの形で作品を愛している人がいる。 「持たない」ことに苦しくなったあなたへ、静かな共感のエッセイ。

「人を見た目で判断するな」は難しいけど

「人を見た目で判断するな」 人生で直接的に言われた記憶はない。 なのに誰かに言われたような気がするのはなぜだろう? たぶん人の外見がネットなどで話題に出るたびに、無意識のうちに「人を見た目で判断するな」という結論を頭の中で作り出していたからか…

ありがとう美月さん

かつて福岡市にあったメイドカフェ「めるドナ」で出会った保志美月さんと店への思いを綴っています。

さらば戦友(とも)よ ~過ぎ去った日々に感謝を込めて~

2024年6月16日にめるドナを卒業したろあさんの想い出を書いた記事です。

また出会えたから、後悔しなくてすんだよ

その人に初めて会った時、以前にもどこかで会ったことがあるような、そんな気がしました。後になってそれは完全な勘違いであったことがわかるのですが、今思うと「会ったことありませんか?」という口説き文句(失礼!)のようなことを言ったことでお互い印…

この一年のこと

2022年11月13日 2022年11月13日、僕は福岡タワーをピンクにライトアップした。推しのためだった。 かつてメイドカフェで働いていた女の子、大きくて美しい瞳が印象的だった子。明るい声と笑顔が太陽のようだった、この世界で一番かわいい僕の推し。 彼女が店…

情けない姿を見せてしまっても、それでもあなたと出会えて良かった

「とても元気のいい子」 それが最初に抱いたその子への印象でした。 まだまだ世間的にいえば私も若いといわれる年齢ですが、それでもその子が持つ弾けるような若さと溢れてくるパワーは眩しく羨ましいと感じたものです。 その勢いのままに、彼女はどんな時も…

兎はこれから花咲く場所へ

そのメイドに会ったのはコロナ禍が一番酷い時代でした。 もうかなり懐かしい響きになりましたが、緊急事態宣言で飲食店の時短が繰り返していた頃です。 新しいメイドがお店に来たことは知っていましたが、シフトの遅い仕事をしていたのでなかなか会いに行く…

いつもそこにある花

「あっ!あの記事読みました。私はあの子のことが大好きだから凄く嬉しかったですよ」 もう随分昔のことですが、とあるメイドカフェのメイド長のことを記事にして書いたことがありました。 そのメイド長と仲の良い親友とも呼べる間柄のメイドさんがいたので…

2年間楽しい想い出をありがとう

2年間とはあっという間でした。 彼女が最初にお店に来た時はコロナ禍の真っ只中でしたね。最近はコロナのコの字も聞かなくなったので、何だか何十年も遠い昔のような気がします。 当然なんですが、最初はやっぱり緊張していました。先輩メイドの後ろに隠れる…

新しい目標に向かって頑張って

時間が過ぎるのがあっという間で気が付けば2023年も5月が終わろうとしています。 出会いと別れの季節はおもに3月から4月といわれていますが、それが過ぎても今年はいくつかの別れがあるようです。 メイドカフェで出会った方が卒業する際に、想い出をブログに…

ただ旅立つ姿を見守れたらそれでいい

メイドカフェでたくさんの子の旅立ちを見てきて、もう何人見送ったかわからない。 寂しい気持ちはあるにしても、ここ一年ほどは以前にも増して見守っていきたいという気持ちが強くなった。 今回卒業する子も前向きな理由での卒業と聞いた。前の自分であれば…

それでも彼女の未来を願いたいと思った

ちょうど去年の今頃はメイドカフェで働く推しの卒業が発表された頃で、深い悲しみの中にいた。 過ぎてみればあっという間の一年だったけど、この時間は自分にとっては何だったのだろう? 余生・・・・・・ という言葉を軽々しく使っていいものかわからないけ…

推しが残したものに気づかせてくれた天からの音

慌ただしく日々が過ぎる中であっという間に年が明け2023年になりました。 忙しさにかまけブログも更新しなくなって随分になります。 『シン・ウルトラマン』をはじめ昨年の色々なエンタメを観ましたが、ことごとく何も書かず過ぎた日々。 大体そういった感想…

推しのいない夏の想い出 〜続・僕と推しと時々ぴえん〜 

前回の記事 orangecatblog.com どんな悲しみや苦しみもいつかは終わる時が来る。 それは結局の所、人間は「忘れる」ということができる生き物だからなのかもしれない。 だけど本当にそれだけが、忘れることだけが悲しみや苦しみから逃れられるただ一つの方法…

演劇感想『幕末トリガー風雲伝』/『幕末トリガー蒼狼伝』

福岡を中心に演劇活動を行っている『陽project』 先日から過去に陽projectが過去に行った全公演が配信されるという企画が開催され、これまで見たことがない作品も鑑賞することができた。 もともと舞台を観に行く人間でなかった私だが、色々な経緯があり出会…

心につけてくれた薬

色々な人との出会いと別れが繰り返した今年も残りわずかとなりました。 その中で1番辛い別れは、2022年も序盤の3月に訪れた大切な推しとの別れ。 こんなに苦しく寂しいことがあるのかと眠れなくなるくらい私にとって辛いことでした。 福岡市の『めるドナ』と…

「大丈夫だよ」といいたいと思った日 ~ラジオ番組『桜乃花の天神リサーチ』紹介その2~

福岡を中心に活動しているタレント『桜乃花(ほのか)』さんがパーソナリティーを務める『桜乃花の天神リサーチ』を以前ブログで紹介しました。 orangecatblog.com 早いもので放送開始からもうすぐ半年。 番組で取り上げられるテーマも多岐にわたり、それは彼…

新しい出発に寄せて

2022年は某戦隊のレッドのおかげで『縁』という言葉を無意識のうちに使うようになりました。 特に色々と社会の動きの激しい近年では、以前よりも人との出会いについて考える時間も増えています。 このような社会状況であっても時間は進んでいきますし変化は…

Dream Session

バンドにおけるドラムの役割は「リズムのパターンを変えて曲調を変化させること、曲の展開をリードしていくこと」などさまざまなものがあります。 あるライブに行ったとき、ドラマーの方がとても疲れた状態になりながらも最後まで力いっぱい叩いている姿を見…

Lが残したもの/この店に永遠の愛を

福岡市の『めるドナ』というお店が好きになった理由の一つに、特撮好きのメイドさんがいたというのがありました。 私が一番最初にお店に行った時に出会った方で、今でも思い出す大切な方です。 orangecatblog.com メイドさんとは何を話していても楽しいけど…

マルチタレント『桜乃花』は万華鏡である ~ラジオ番組『桜乃花の天神リサーチ』紹介~

皆さんこんにちは𓂃𓈒𓏸今週の癒し時間がやって参りました#桜乃花の天神リサーチFM77.7MHz #コミュニティラジオ天神この後18:00~19:00公開生放送でお届け記念すべき第1回目の放送です!実況で一緒に盛り上げてくださいYouTube.サイマルラジオから視聴可能#コミ…

舞台『新選組ロッケンロール』感想

個人的に日本の歴史を題材とした作品において最も選ばれている時代を3つ選ぶとすれば戦国、幕末、太平洋戦争だと感じている。 どの時代もその背景にあるのは争いだが、だからこそエンターテインメントの題材として使われた時に強いメッセージ性を持った多く…

星の見えない空に 〜僕と推しと時々ぴえん エピローグ〜

前回の記事 orangecatblog.com 「わかったよ! もう帰らねぇよ!」 そういって乱暴に電話を切った後に残るのはいつも罪悪感と後悔。 俺はもう一体何歳だよ・・・ いい加減大人になれよ。お袋よ、ごめんな。 ため息ばかりが出てくる。 色々なことが終わってよ…

星の見えない空に 〜僕と推しと時々ぴえん 最終回 陽向あかり〜

前回の記事 orangecatblog.com 何もかもすべては終わってしまったけれど 何もかも周りは消えてしまったけれど 春に小雨が降るように 秋に枯れ葉が散るように それは誰にもあるような ただの季節のかわりめの頃 出典:空に星があるように/作詞・作曲 荒木一郎 …

星の見えない空に 〜僕と推しと時々ぴえん その8 AKARI〜

前回の記事 orangecatblog.com 書けばいいんだよ。 私は心の中でつぶやいた。そう、書けばいい。書いたらいい。 こんな風に、自分の気持ちを正直に吐き出して、苦しさを文字にぶつけて、吐き出してしまえばいい。 答えをくれる誰かを想像して、その人に伝え…