ネコはミカンを片手に夜明けを待つ

日々の中で出会った映画・本・お店、演劇や物などを総合的に紹介する雑記ブログです。

仮面ライダー

夢の続き「仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド」感想

パラダイス・リゲインド鑑賞前の心情 パラダイス・リゲインド感想 不満点、今一つと感じた部分 夢の続き パラダイス・リゲインド鑑賞前の心情 「仮面ライダークウガ」から始まる平成ライダーシリーズの中で「仮面ライダー555」はリアルタイムで見ていない。…

『シン・仮面ライダー』感想 〜初代の普遍性は確認できた〜

「なぜいまさら初代をリブート?」 『シン・ウルトラマン』と『シン・仮面ライダー』を観るにあたり、常に抱いていた疑問だ。 自分なりの答えとしては、既に高い知名度のあるキャラクターの最初の作品を現代に作り直すことでその普遍性を証明するため。 しか…

『仮面ライダーZO』48分に込められた人間の繋がりというテーマ

小学3、4年生の頃だ。 当時の私は『ビーロボカブタック』や『ウルトラマンティガ』を見ていたが、仮面ライダーシリーズは休眠期ということもあり見る機会がなかった。 ライダーに触れていいなかった理由はもう一つある。怪人たちが怖かったのだ。 巨大な怪獣…

『ゼロワン Others 仮面ライダー滅亡迅雷』感想(ネタバレ有) ~滅亡迅雷.netの自己犠牲~

※この記事は作品のネタバレを含みます。 7月14日の映像ソフト発売に先駆けて期間限定で上映された『ゼロワン Others 仮面ライダー滅亡迅雷』を観てきました。 本作はテレビ版『仮面ライダーゼロワン』及び『劇場版仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』の続編で…

仮面ライダー剣(ブレイド)最終回『永遠の切り札』感想 ~仮面ライダー集大成としてのブレイド~

仮面ライダー剣(ブレイド)という作品を振り返ると、本作には仮面ライダークウガから仮面ライダー555までに使われた様々な要素が投入されていたことに気づく。 『主人公が人外の存在になる可能性を抱えている(クウガ)』『神のような巨大な力との戦い(ア…

クウガにおける封印とは何かを考える

仮面ライダークウガにおける謎の一つ。 「先代クウガは、如何にしてゴ集団などの強敵を封印したのか」 放送終了から20年以上が経過しても、ファンの間で様々な考察がされる話題だ。 「先代クウガは封印エネルギーの扱いに長けていた。それ故に通常形態の攻撃…

仮面ライダーアギトを振り返って ~アギトの面白さはテレビショッピングだった~

はじめに 着地点(ゴール)の見えないアギトのストーリー 隠すならとことん隠せ アギトの面白さはテレビショッピング 終わりに はじめに 早いもので、仮面ライダーアギトの放送から今年で20年。 当時中学生だった私。今思えば、一番特撮に熱を上げていた時期…

ゴ・ジャラジ・ダ編に感じたこと ~雄介の言葉に感じた違和感と向き合う~

大丈夫。わかりあえるよ。 だって人間同士なんだから。 引用:仮面ライダークウガ 第35話 東映 『仮面ライダークウガ』の第35話。主人公・五代雄介が保育園で働く妹・みのりとの電話中に語った言葉。 みのりのクラスで、二人の男の子の喧嘩が勃発。 雄介は彼…

「仮面ライダーセイバー」が特撮初心者にお薦めできる作品になりそうな理由

こんにちは、管理人の侑芽です。 いよいよ2020年の新しい仮面ライダーである「仮面ライダーセイバー」の放送が始まりました。 未だ新型コロナウイルスの不安から逃れられない日々が続きますが、そんな中でもヒーローは現れてくれる。 まだまだ若輩者の管理人…

仮面ライダーウィザードの思い出 辛い時期を支えた異色の王道ヒーロー

過酷だった2012年 こんにちは。管理人の侑芽です。 2012年は個人的にかなり過酷な一年でした。 仕事関連で色々あり精神的にも辛く、職がない期間も長期化。 今思うと、あの収入でどう生活していたのかわからないくらい酷い様子でした。 その年の秋から放送が…

「仮面ライダーJ」ウルトラとライダー 追悼・上原昭三氏を偲んで

先日、脚本家の上原昭三氏が亡くなった。 氏についてはウルトラシリーズは無論のこと、メタルヒーローシリーズも戦隊シリーズも手掛けた作品については既に様々な場所で語り尽くされている。 よって、この記事では氏の作品の中であまりスポットの当たらない…