小説
矢崎存美さんの小説『ぶたぶたシリーズ』が好きです。 このシリーズとの出会いは確か図書館のコーナーで特集が組まれていたことだったと思うのですが、『ぶたぶた』という聞き慣れない言葉に興味を惹かれました。 あと置いてあった作品の表紙を一通り見た時…
葉真中顕の小説『絶叫』を知ったのはメイドカフェだった。 そこで働くメイドの女の子と本の話になり、お勧めの作品として教えてもらったのが本作である。 申し訳ないことに教えてもらってから読むまでかなり時間がかかってしまったが、いざ読み始めるとペー…
こんにちは、管理人の侑芽です。 2021年に山﨑賢人さん出演で映画化が決まった「夏への扉」。 原作は古典SFの名作と呼ばれていますが、古い作品故に読んだことのない方も多いでしょう。 本作は「タイムトラベル」を題材に描かれた小説です。 「ドラえもん」…
音楽を題材にした小説って、作品自体から曲が聴こえてくるような感覚になる時があります。 私の場合は宮下奈都先生の「羊と鋼の森」を読んだ時その感覚になりました。 森絵都先生の小説「リズム」は作品自体が青春ソングです。 大袈裟な部分は一切無くて、素…
「『死にたい』と思ったことはあるか?」 そう聞かれれば私は迷わず「はい」と答えます。 では「『生きたい』と思ったことはあるか?」 と聞かれたら答えに迷ってしまいます。 自分が今ここに生きていることは凄く当たり前のことで、それはきっと明日も同じ…
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タイトルから、刑務所かどっかから脱獄する話なのかと思って手に取りました。 はて?描かれているのはスーツ姿のサラリーマン。これのどこに脱走の要素があるのか…… 毎日毎日安月給で働いている身で、理不尽なことに耐えられなくなることが誰にもあると思いま…
何気なく発した一言が巡り巡って思いもよらぬ形で伝わり自分自身に不合理な形で跳ね返ってくる。 そんな経験がないだろうか? 自分ではそんなつもりじゃなかった、意図していなかったといくら訴えても起こってしまったことは変えられない。 その事実を突きつ…
密かに開設した後しばらく手付かずだったブログですが、作った以上はやりきる精神で令和二年は本格的に書いていきたいと思います。 と言っても、まだまだ機能面などわからないことも多いので改良と勉強を重ねながらやっていきたく思います。 さて、今回は『…