はじめに
ブログを書き始めて1年半になります。
1ヶ月のPV数は多い時で1万PVで、最初の頃に比べたらかなり伸びていて訪問していただいた方には感謝しています。
しかし! これが収益の話になるともう鳴かず飛ばずで‥‥‥
正直に白状するとアフェリエイトの収益は月に数十円から数百円で、振込可能金額に届いたのはたった1回だけ。
ネットでお金を儲けることは大変と聞いてはいましたが、継続して活動することでその言葉の意味を痛感しています。
その一方で、弱小ブロガーなりにブログを継続してみて『読まれるブログ』とは何か自分なりに考えました。
この記事は『これからブログを始める人』や『書いてもなかなか読まれないと感じる人』へ向けたものになっています。
もちろんブロガーの中には集客を気にせず、ただ自分の想い出を残すためにブログをされている方もいるでしょう。
それも素敵なことですが、この記事は自分のブログを広く多くの人に読んで欲しいブロガー向けになっています。
どれか一つでもそういった方の参考になるような点があれば幸いです。
なぜこの記事は今も読まれるのか
ある時期急にアクセス数が増えた
以下の記事は当ブログで最も読まれ、今もある程度アクセス数を稼いでいる記事です。
この記事を書いたきっかけは、単純にそれまでと違ったネタで記事を書きたいと思ったから。
それまでの私は映画や本のことを中心に書いていましたが、ブログという自由な場でもっと生活に役立つことも発信したいと考えこの記事を書きました。
最初はまるで反応がなかった記事ですが、2021年3月初め頃から徐々にアクセス数が増え始めます。
そしてちょうど楽天ポイントプログラムが変更される2021年の3月の終わりから4月にかけて、自分でも見たことがないほど多くのアクセス数を稼ぎ出しました。
前述したように今もある程度アクセス数のある記事なのですが、改めて考えるとなぜただの弱小ブロガーの記事がそれだけ読まれたのでしょうか?
誰かの悩みや疑問を解決する内容
改めてこの記事を振り返ると、これは『誰かの悩みや疑問を解決する内容』の記事であることに気づきます。
例えば私達がAmazonや楽天で買い物する時に、商品レビューを見るのはなぜでしょうか?
「その商品について知りたいことがあるから」
恐らく多くの人がそう考えているからでしょう。
そしてこれは『商品について知りたい』という『疑問』がある状態です。
ブログについても同じことがいえます。
ブログにアクセスがある場合、一番多いのがGoogleなどの検索エンジンからのアクセスです。
調べたい単語を入力して検索する‥‥‥ 『ググる』と呼ばれるあれですね。
そもそも人間がインターネットで何かを探すのは調べたいことがあるからで、広く読まれるブログを書くならそのことを頭に入れておかなくてはなりません。
意図していたわけではありませんが、楽天ゴールドカードの記事は結果的に多くの人の悩みや疑問を解決する記事になっていました。
決して普遍的なことを取り扱った記事ではありません。
それでもこの事実から『誰かの悩みや疑問を解決する内容』こそ、読まれる記事の条件だということがお分かりいただけると思います。
そして今もアクセス数があるということは、悩みや疑問を持っている人の数は自分が思っているよりずっと多いことを教えてくれます。
どんな小さなことも必要とする人はいる
言うまでもなく現代はネットの時代です。悩みは誰かに聞くよりネットで検索した方が早い時代ですね。
だから例え自分がくだらないと感じるような小さな悩みや疑問も、全てがブログ記事のネタになります。
そしてそれを必要とする人が必ずいます。
悩みの数は人の数だけあるので、難しく考えず自分が今日1日の中で疑問に思ったことは何かを考えてみるといいでしょう。
あとはそれを書くだけです。
どう記事を掘り下げるか
とはいえ、クレジットカードのような生活ネタだけでブログを書くのは大変なことです。
また生活に密着しているとはいえ、経済や金融のことなどを専門的な知識がないのに書くことは困難でしょう。
私自身も当ブログの中心にしているのはエンタメです。
長くエンタメの世界に触れていると忘れがちなんですが、映画やアニメって見てる人より見てない人の方が遥かに多いんですよね。
だからクレジットカードとか生活に密着していることと比べるとアクセス数は少なくなるんですが、それでも掘り下げ方はあると思うんです。
ここでも大事なのは『誰かの悩みや疑問を解決する内容』であることです。
1つ目の記事は自分の個人的な想い出を書いた記事で、2つ目は作品について自分なりに分析したものです。
取り上げてる題材の知名度にもよるんですが、やはり仮面ライダーの記事の方がよく読まれていました。
それは当然で、有名人でも何でもない私の想い出なんてわざわざ読みたがる人はいないじゃないですか。
だけど不思議なもので、ブログをある程度継続してみないとそういうことは気づかないものなんです。
エンタメの記事となると、感想が中心になると思うんですが『感想を読みたい人は何を知りたいのか』を考えながら掘り下げていくことが大切です。
面白かったならなぜそれが面白いのか、雑だと感じたなら何がそう感じさせたのか。
自分の記事を振り返った時に、そうした掘り下げをしないでただ『映画を観た』や『本を読んだ』といった日常のことだけを書いてはいませんか?
有名芸能人ならまだしも、普通の人間である我々の日常のことなどまず誰も興味がありません。
感想を書く時もそれが誰かの疑問の解決になるかを意識することが重要です。
終わりに
SEOと呼べるほどのものではありませんが、ある程度成果を経験しその中で私が考えたことを記してきました。
実はこうしたことはASPに登録するとそのサイトに書いてあったり、メルマガで送られてきたりする本当の本当に基本的なことです。
でも何度もいいますが、基本的なことだからこそ継続しないとわからないことでもあるのです。
書いてみて、読まれなくて、また書いて、ある時読まれるようになって‥‥‥
『読まれるブログ』とは『読まれるまで継続し続けるブログ』であると感じています。
世間にはネットでの成功を掲げた様々な情報が溢れています。
白状すれば私がブログを始めたのも『稼ぎたい』という気持ちがあったからでした。
しかし例えば東京スカイツリーも一本の鉄骨を組み上げることから建設が始まったように、ブログもコツコツと少しずつ組み立てていくしかないのです。
私も何度もブログをやめようと思ったことがありました。
しかし楽天ゴールドカードの記事を書き、初めてブログを書いてきて良かったと思いました。
まだまだ弱小ブロガーの私がいうのも恐縮ですが、粘り強くいきましょう。
- 『誰かの悩みや疑問を解決する内容』を書く
- 自分の日常のことは誰も読まない
- 読まれるまで継続することが大切
私がブログを始めるにあたり、以下の本を読みました。