ネコはミカンを片手に夜明けを待つ

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絵本『あばれネコ』紹介 ~勢いが心地よいコミュニケーション絵本~

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姪っ子が生まれて以来よく絵本をプレゼントしています。

近年は『大人も楽しめる絵本』といった言葉をよく聞きますが、本屋に行く度に実に様々な絵本があることに驚かされました。

色々な絵本を見てみることは楽しいです。

 

今回ご紹介する『あばれネコ』も本屋で出会った一冊で、作者は『ネコノヒー』や『スキウサギ』などで知られる漫画家のキューライス氏です。

 

本を読んでいた『僕』の部屋に現れたネコがドタバタを起こす、というのがあらすじ。

キューライス氏の作品というと擬人化した動物がよく登場します。

本作のネコは人間の言葉を話しませんが、その行動から『かまって欲しい』という愛らしさを感じました。

とにかく勢いのある絵本で、次々と展開されるネコの行動に飽きることがありません。

 

また本作で描かれる「音」がとてもわかりやすく楽しくて魅力的。

ネコがまどをあけてガララー!

引用:あばれネコ(KADOKAWA)

他にも「テンテコテーン!」など普通に考えたらどう表すか難しい音も、実に分かりやすく文字化されていました。

 

実際に私が姪っ子に読み聞かせをしたら、音の部分に反応してたくさん笑ってくれましたよ。

本作は単に読むだけでなく、お子さんとのコミュニケーションができる絵本です。

 

そして肝心のオチは誰もが「そうだよな」と納得できるもの。

どんな暴れん坊でも敵わない存在がいて、大人の私でも思わず「あの人が一番凄いよな」と改めて感じました。

 

さほど長くないページ数できちんとストーリーを成り立たせる手腕は、多くの4コマ漫画を手掛けるキューライス氏ならでは。

デフォルメされすぎず、かといって現実的にもなりすぎていないネコのデザインも絶妙です。

 

最近は小さいお子さんへ向けてのコンテンツも多岐にわたります。

中でも動画配信サイトは本当にたくさんの動画があり、クオリティの高さに驚かされます。

 

その一方で、やはり絵本は面白い。

 

特に絵本は短いページだからこそ、一つ一つのページに行き届くこだわりがある。

 

絵本はそれを描いた人の創作物ですが、読み聞かせをすることで私達自身がその瞬間だけは子どもに対して発信者となれます。

そうしたコミュニケーションで想い出ができていく。

少しの時間会わないだけで見違えるほど成長している姪っ子を見るとそう感じます。

 

過ぎてしまえば二度とこないお子さんとの大切な時間を『あばれネコ』は有意義なものにしてくれますよ。