こんにちは。管理人の侑芽です。
パソコンと向かいあってしばらく経ちますが書きだせない…… こんなに何を書いたらいいのか迷う映画も初めてです。
2020年7月31日に公開された映画「がんばれいわ!!ロボコン ウララ~!恋する汁なしタンタンメン!!の巻」。
公開前からある程度覚悟はできていましたが、映画館で鑑賞した作品は予想のさらに上をいく内容でした。
感想が書けない。それが感想…… ではあんまりなので、自分なりに何とか感じたことを書ければと思います。
私とロボコンの関わり
世代的に1999年放送の「燃えろ!!ロボコン」を観ていました。これがロボコンを知ったきっかけです。
といっても、本放送以来見直したことがないので内容についてはほとんど覚えていません。
逆に「がんばれいわ!!ロボコン」を観るにあたり、私の中でロボコンのイメージは第一作「がんばれ!!ロボコン」が強いです。
映画公開に合わせて配信がはじまったので見ていました。
面白い! 以前どこかで少しだけ見た覚えはありますが、一生懸命なのにドジばかりのロボコンは年齢を重ねた今だから余計に親近感を覚え応援したくなります。
ではそれを踏まえて新しいロボコンはどうだったのでしょうか。
感想
率直に述べると私には少し厳しかった。
というのも、ロボコンは確かにコメディ要素のあるドタバタ劇なんですが「がんばれ!!ロボコン」のドタバタと「がんばれいわ!!ロボコン」ではドタバタの質が違うんですね。
一生懸命な行動の結果ロボコンがドタバタを起こしてしまう「がんばれ!!」に対して、世界観そのものが理不尽でその結果ドタバタが起きてしまう「がんばれいわ!!」。
料理が喋り出すなどのアイデアは不思議コメディシリーズには合っていたと思うけど、ロボコンにはちょっとミスマッチだったかなと思いました。
これがもし、最終的にロボコンの成長に繋がるとか中華料理屋の家族との絆が深まるとかその辺りが強く描かれていたらまだしっくりきました。
ですが、マシンガンのようなギャグのオンパレードで明るく終わるのはいいけどあまりロボコンを応援したくならなかったのが残念。
一方で、水上に宇宙に幅広く駆け回るロボコンの姿は「燃えろ!!」から進化した現代の映像技術でロボコンを描いたらどうなるかを見事に表現していたと思います。
だからこそ、尺の都合もありますがロボコン単独の映画が観たかった気持ちがありますね。
ロボコン、ガンツ先生、ロビンちゃんだけではやはり寂しかったです。
あと、脚本が同じ浦沢義雄さんなためか「がんばれいわ!!」を見終わった後思い浮かんだのがアニメ「ボボボーボ・ボーボボ」でした。
私は最近数話を観たばかりですが、まるで数秒後と数秒前がまったく繋がらないようなギャグだけで構成されるボーボボの作風は「がんばれいわ!!」に通じていました。
ボーボボは原作漫画からしてそんな感じなのでこれは「こういうもの」として受け入れられます。
しかしロボコンに関しては、やはり既に出来上がっているロボコンのイメージがあるからそれに沿った話を観たかったという思いがしますね。
閉鎖的な時代だからこそ、ひたすら笑える作風が必要とされたのかもしれません。
でも、他人との距離が身近になって自分と他人を比較して落ち込むことも多い現代。
上手くいかなくても、一生懸命根性で頑張るロボコンの姿に胸打たれる人はたくさんいるんじゃないかと思います。
今回だけで終わってしまうのは凄く勿体ないので、是非何らかの形でまたロボコンに会えたらと感じました。
あと、同時上映の「人体のサバイバル」は真剣に勉強になりましたよ。
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「ボボボーボ・ボーボボ」は週刊少年ジャンプで連載され2000年代にアニメ化もされ人気を博した作品です。
子安武人さん、小野坂昌也さんをはじめとする豪華声優陣の、毎回ハイテンションの芝居が今も語り草となっている作品です。
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