ネコはミカンを片手に夜明けを待つ

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ウルトラマントリガー第2話『未来への飛翔』感想

 

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放送データ

タイトル:未来への飛翔

登場怪獣:ダーゴン、ギマイラ

放送日:2021年7月17日

監督:坂本浩一

脚本:ハヤシナオキ

あらすじ

GUTS-SELECTの隊員となったケンゴの前に怪獣『ギマイラ』が出現。苦戦しながらもギマイラを倒すトリガーだが、新たに復活した闇の巨人『ダーゴン』のパワーに敗北してしまう。

感想

スピーディーで中だるみのない、疾走感のあるエピソードだった。

本格的な登場となったGUTS-SELECTのメンバーたち。

主人公が物語が始まって防衛チーム加入するパターンでは、顔合わせを利用して各隊員を紹介できるメリットがある。

短い放送時間であるにも関わらず、それぞれの個性がわかりやすく描かれていたと感じる。

 

個人的に特に印象深かったのはチームの肉体派であるサクマテッシンだ。

演じた水野直氏がウルトラマンジードに出演していたこともあるが、筋トレがメンタルに与える影響は確かにあると思うので彼の理論は一理ある。

 

物語のキーパーソンになりそうなシズマユナとヒジリアキトに出会うケンゴ。

ユザレとユナがそっくりなことに気づくケンゴだが、ユナはケンゴを全く知らない様子。

果たしてユナにはどんな秘密が隠されているのだろうか?

それはともかく、人違いとはいえいきなり手を握ってきたケンゴをあっさり許すユナは心が広い。さっぱりした性格の女の子のようだ。

きっとシズマ会長の育て方がよかったのだろう。

 

一方ケンゴに対して不信感を見せるアキト。

ユナに馴れ馴れしくされたことと、自分が光の巨人になれなかったことでケンゴに思うことがある様子だ。

 

ナースデッセイ号の完成を前に出現するギマイラ。

かなりの強敵怪獣なので、メトロン星人マルゥルの解析はかなり正確だ。

マルゥルがオペレーターとして高い技量を持っていることが窺える。

 

ギマイラ迎撃のために発進するGUTSファルコン。

ウルトラマンに登場するメカもいよいよ遠隔操縦の時代になったのかと思う。

それだけだとまだ印象が弱いので、ナナセヒマリのギャップのあるキャラクターと合わせたのは効果的だった。

 

トリガーに変身してギマイラと戦うケンゴ。

ギマイラに乗っかり至近距離からの光線で倒す姿は、ケンゴが戦い慣れていないことを上手く演出できていたと思う。

しかしダーゴンの前にトリガーは敗れてしまう。

トリガーも身体はかなりマッシブな感じがするが、それを易々と吹っ飛ばすダーゴンのパワーは凄まじい。

 

戦いに敗れ、アキトがGUTSスパークレンスの開発者であることを知るケンゴ。

それは彼がトリガーの正体を知っていることも意味していた。

アキトの思いを聞き、それでも皆を笑顔にしたいと語るケンゴ。

悩むアキトにケンゴを支えるよう諭すシズマ会長。

 

迷いを振り切りパワータイプキーをケンゴに渡すアキトだが、自分にできないことをケンゴに託す姿は潔くて男らしい。

18歳の高校生といえばまだまだ子どもだが、この潔さがGUTS-SELECTという大人の世界で生きてきたアキトの精神的な逞しさを感じさせる。

 

パワータイプとなってダーゴンと再戦するトリガー。

よく考えたら昼間トリガーを倒してから再戦するまで、ダーゴンはずっと巨大なまま街にいたのだろうか?

あんな巨人が動かないまま自分の街に留まっていると考えたら恐ろしい。

 

パワータイプとダーゴンの戦いは地上から水中へ。

その前にデラシウム光流をトリガーが撃っているが、ダーゴンの周辺が爆発しているだけなので外れたのだろうか?

いきなり2話から水中戦が出てきたのは驚いたが、これもダーゴンの元になったダーラムへのオマージュだ。

同時にパワータイプが水中戦に適した形態であることを視聴者に伝える演出にもなっている。

 

サークルアームズのパワークロー状態も登場し再戦はトリガーの勝利。

さすがにダーゴンが倒れるまではいかなかったが、今後どのような形でトリガーを苦しめるのか先が気になる。

考えてみれば闇の巨人の元ネタとなった3人は、カミーラはともかくダーラムとヒュドラは詳しいキャラクターがほとんど描かれないままティガに倒された。

 

時間に制約がある映画だからといえばそれまでだが、トリガーの3巨人がその辺りをどう描くかは今後の楽しみ。

 

ついに発進するナースデッセイ号を見つめる謎の男『イグニス』の登場で物語はさらに動き出す。