ネコはミカンを片手に夜明けを待つ

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ウルトラマンとタクシーの運転手さん

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※新型コロナウイルスへの対策を万全にして参加しました。

2021年9月19日に鳥栖市文化会館で行われた『ULTRAMAN NEW GENERATION THE LIVE ウルトラマントリガー編in佐賀』を観戦しました。

 

東京でしか観れないショーが九州で観られるというだけでも貴重ですが、何といってもも奇跡の『ウルトラマンアグルスプリーム・ヴァージョン』をこの目で見られるとは!

長いことウルトラシリーズのファンをしていますが、こんなに気持ちが高揚したのは久しぶりでした。そしてショーの内容はその期待に応える素晴らしいものでした。

 

第1部、第2部とに別れたショーは最新作である『ウルトラマントリガー』と25周年をむかえた『ウルトラマンティガ』を中心に展開されます。

ウルトラヒーロー、怪獣共に地方で公演されるショーを遥かに上回る数のキャラクターが登場し、屋内ならではの視覚効果を存分に活かしたアクションが展開されました。

 

それのみならず、通常のショーより長い公演時間を活かした見応えあるストーリーも魅力です。

トリガーとティガの2大ヒーローを中心に、両者に関係するキャラクターを中心に描かれた物語。

中でも九州と縁があったあるキャラクターの活躍は、彼もまた『ウルトラマン』だったことを考えさせられました。

 

恐らく『ウルトラマンティガ』放送当時では描けなかったであろう物語が展開できたも、長い歴史を持つウルトラシリーズなればこそです。

これまで顔出しの俳優さんが出演されるもの以外は、積極的にショーには行っていませんでした。

しかし新型コロナウィルスの流行を機に、外での娯楽にあまり触れられないからこそショーの持つ楽しさを改めて感じた1日となりました。

 

この日印象的だったことがあります。

会場までタクシーで向かう際、鳥栖市文化会館で何か開催されているのかと運転手さんに尋ねられました。

「実はウルトラマンのショーがあるんですよ。昔から好きだったんですが、最近は世の中もこんなで貴重な機会だから今日は来ました」

 

いくら好きとはいえ、大人一人でウルトラマンのショーを観に来たと伝えることにやはり照れ臭さがありました。

適当に受け流されると思ったのですが、返ってきた運転手さんの言葉は意外なものでした。

「ああ、ウルトラマン! そういえばあると宣伝してましたね。今日だったか。昔は子どもを連れて三井グリーンランドとか行ったものです。楽しかったですね」

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懐かしそうに語るその言葉を聞いた時に、上手くはいえませんが何だかとても嬉しい気持ちになりました。

どこの誰かもわからないこの運転手さんにもウルトラマンの思い出がある。そしてその子どもさんにも。

私が思っているよりも、ウルトラマンはずっとずっと沢山の人の大切な思い出になっている。そのことに感動してしまいました。

 

その運転手さんの子どもさんが、今もウルトラマンを好きかどうかはわかりません。

けれど私にも三井グリーンランドにウルトラマンショーを観に行った記憶があります。

もしかしたら私と運転手さんと子どもさんも同じ場所にいたかもしれません。

例えそれだけのことだったとしても、ウルトラマンを通してどこかで人間の繋がりがある。

それは日本中に、世界中に。そんなことを考えました。

ウルトラマンは素敵なものだと、改めて感じた一日でした。