ネコはミカンを片手に夜明けを待つ

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特救指令ソルブレイン第7話感想 「人間再生マシーン」

作品情報

サブタイトル:「人間再生マシーン」
放送日:1991年3月3日
監督:三ツ村鐵治
脚本:鷺山京子

あらすじ

爆弾による脅迫事件が発生。ソルブレインはそれを食い止めることができなかった。

何故かその爆弾は探知機にも引っかからなかったのだ。再び起きる第二の脅迫。その時、謎の老人が探知機でも探せない爆弾を発見した……

感想

特捜最前線」で監督デビューし、「超人機メタルダー」からメタルヒーローシリーズに参加した三ツ村鐵治監督のソルブレイン初参加作品。

同時に「仮面ライダーBLACK」や「特警ウインスペクター」なども執筆したベテランの脚本家・鷺山京子さんのソルブレイン初参加作品にもなります。

鷺山脚本の特徴としては、個人的にロボットやオカルトといった特撮向きのガジェットに人間ドラマを絡ませた構成だと感じています。

ウインスペクターではその傾向が強かったですね。今回の話でも人間再生マシーンとそれによって甦った死者が話の中心となっていました。

死者が甦るというと「吸血鬼」とか「フランケンシュタイン」とか古典的な作品でもよく見られる表現ですが、刑事ドラマでこういうのが見られるのがレスキューポリスの楽しみですね。

発明のことばかり考えて、家族を省みなかった牧野陣五郎老人。

生前の本人とは別人なんでしょうが、今回の話は牧野老人の文字通り「再生」の話でもありました。

刑事ドラマで活躍してきた三ツ村監督とSFガジェットの鷺山さんは一見正反対のように思えます。

ですが、最後の牧野老人が消えていくシーンに漂う人情感。それはやはり人間ドラマが重要視される刑事ドラマを手掛けた三ツ村監督あってのものだと思います。

あと、今回はドラム缶が登場して「また爆破か」と思わせて爆破なく終わる展開。

それでも牧野老人を探すためにソリッドステイツが出てくるんですけど、この役目は前作なら恐らくウォルターがやっていたことでしょうね。

それを巨大母艦がやるのは現実的に考えると効率が悪いように思えるけど、消火以外でもソリッドステイツの活躍が見れたのは良かったと思います。

しかし、今回は犯人側とソルブレイン側の戦力差が歴然としていたせいかソルブレイバー達の活躍はかなりあっさりでしたね。

ソルブレインウインスペクター以上にその傾向が強くなるんだけど、作品作りって難しいな……

でも、初期に見られたような無理をして大規模破壊に繋げようとしている感じが無くなって見やすくなってきているのも事実。

やはり刑事ものは人情が大切だと実感させられ話だった。


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