ネコはミカン片手に夜明けを待つ

日々の中で出会った映画・本・お店などのエンタメを紹介する雑記ブログです。小説やウルトラマンをはじめとした特撮を中心に運営中。

『負けない愛がきっとある』 ~好きな曲紹介~

こんにちは。管理人の侑芽です。

不思議なもので、自分の中で何年かに一回謎の『ロックマンが異様に気になる現象』が起こるんですよ。

読んで字のごとく、突然ロックマンのことが急に気になりだして止まらなくなります。

以前は三年くらい前でした。ちょうど、ダウンロードで手軽に過去の作品をプレイできることを知っていくつかの作品をプレイしました。

自分がプレイしたシリーズは本家、X、DASHくらいなんですが、ファミコン時代の本家はプレイしたことが無かったので却って新鮮に楽しめました。

今の時代は当たり前なんでしょうけど、自分が子どもの頃はゲームにアニメのムービーが入るとか本当に衝撃的だったんですよ。

そのきっかけはやはり、ソニーのプレイステーションとかセガのセガサターンとかなんですが、ゲームが進化している感覚を子ども心に強く感じてました。

そういう感じなので、その頃聴いたゲームの主題歌は今でも記憶に残ってるし好きです。

『ロックマンX4』の主題歌・仲間由紀恵さんが歌う『負けない愛がきっとある』もそんな大好きな曲の一つです。

 

作詞はウルトラマンパワードやウルトラマンダイナの主題歌を担当した松井五郎さん。

作曲は『奇蹟のビッグ・ファイト』などドラゴンボールZの歌も手掛けた林哲司さん。

現代は大ヒットしたLiSAさんの『紅蓮華』のように、アニメの主題歌が広く一般の人に聴かれる機会が増えました。

でも、一昔前は一部の例外を除いてそういう機会は少なかったと記憶しています。

ましてゲームの主題歌となると「知る人ぞ知る歌」みたいな扱いで、好きな曲なのに全然テレビの歌番組で取り上げられないことに子ども心に悔しい思いがしていましたね。

とは言えこの曲自体は、X4のCMでずっと流れていたので聴いたことのある人は多いかもしれません。

当時は確か、アニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の合間にも流れてました。

地域のスポーツイベントの打ち上げで、公民館でテレビを見ていたらCMが流れて皆で盛り上がったのを覚えてます。

歌詞は女性の抱える胸の内を描いていて、最初は戦う男達の物語であるロックマンXシリーズには違和感を感じました。

しかし! このロックマンX4にはシリーズ初のヒロインとも言える『アイリス』という女性キャラクターが登場します。

思い人であるイレギュラーハンター・ゼロとそのライバルである兄・カーネルとの間で苦悩するアイリス。

彼女が迎える悲劇的な結末は本作のCMでも、少しだけ流れていました。

その部分のアニメーションはアイリス役の故・水谷優子さんとゼロ役の置鮎龍太郎さんの熱演も相成って、今でも自分の中で忘れえぬ名場面になっています。

ある程度年齢が上がった時に、この歌はアイリスの心境を歌っていたことに気が付きました。

図らずも戦うことになった男達。しかし、その戦いを越えていく愛があると信じるアイリスの心。

キャラクターの掘り下げがより深くなっている、岩本佳浩先生の漫画『ロックマンX4』。

これを読むと、この曲の歌詞もゲーム以上に考えさせられるものになります。

 

かって、世界に平和をもたらすために戦ったあるロボット。

それを目指し作られた、レプリロイドの「平和を思う心」の部分を分けられたアイリス。

そこを踏まえて聴き直すと、この歌はあるロボットからの未来の世界へ向けた願いにも感じることができます。

この漫画では、ずばり『負けない愛がきっとある』の単語が出てきて、アイリスの思いを描いていて印象的でした。

改めて歌詞を読み直すと、松井五郎さんの他の歌にも重なる部分が見受けられます。

例えばウルトラマンパワードのエンディング曲『この宇宙のどこかに』。

この曲も初めて聴いた時は、いい歌だけどウルトラマンパワードという作品そのものにはあまり被る部分がないように感じます。

しかし、宇宙というウルトラマンを想像させるキーワードを軸に歌が構築されており、壮大な世界観は未知の存在であるウルトラマンの雰囲気にぴったりです。

愛、宇宙‥‥‥ 大きくて計り知れない、でも確かにこの世界にあるものを信じること。それを肯定する松井さんの歌詞。

『負けない愛がきっとある』も『この宇宙のどこかに』も、作品のキャラの歌であると同時に歌を聴く私達自身への歌でもある。

松井さんの詞に、私はそのような印象を受けました。

仲間由紀恵さんの黒歴史などと言われるこの曲。

でも仲間さんの事務所プロフィールにはしっかりとこの曲のことも掲載されているので、個人的には語る機会や場がないだけで黒歴史とは違うと思います。

何より、自分にとっては仲間さんとの出会いは紛れもなくこの曲。

仲間さんと言えば、もう説明の必要などないくらいの大女優さん。

『ごくせん』や『トリック』で仲間さんのファンになった方も多いでしょうが、自分にとってはこの大好きな歌を歌われた方というのが一番のイメージ。

当時購入したCDは今でも持っています。

そして、仲間さんが歌うロックマンX4のエンディング曲『ONE MORE CHANCE』も凄く良い曲で大好きです。

凄く小さな可能性ですが、いつの日か仲間さんがこれらの歌を披露してくださる機会に出会えることを願う次第。

子どもの頃の大切な思い出ですから。