
福岡サンパレスの前で今日行われていた仮面ライダーガヴファイナルライブを眺めた。
仕事で行けなかった。
有給も別の予定に使ってしまっていた。
行けない悔しさは本当。
でも私の代わりにガヴのことが好きな、たった一人の子どもがあのステージを見て目を輝かせたなら――
その笑顔を奪わなくて良かったと思う自分の気持ちも本当。
会場の外には、スタッフがトラックに荷物を積む姿があった。
客は俳優に夢中でも、裏で支える人たちがいたからこそ、今日の熱狂が生まれたんだろう。
誰も褒めてくれなくても、その光景を遠くから見られたことが、胸に小さな誇りとして残る。
行けなかった悔しさと、子どもを思う優しさ――
どちらも嘘じゃない、今日の私の気持ち。
そして、福岡サンパレスの外から見た静かな一瞬も、確かに心に刻まれた。